業績・財務データ

業績報告

2025年3月期第3四半期 連結業績のご報告 

2025年3月期第3四半期連結累計期間(2024年4月1日~2024年12月31日)の業績についてご報告いたします。

決算ハイライト

連結業績の状況

当第3四半期連結累計期間は、蛍光体フィルムの販売が終了した一方で、コンシューマーIT製品向けの差異化技術製品の拡大が継続したこと等により、増収増益となりました。

売上高

87,163百万円

前年同期比 8.0%増

事業利益(IFRS)

31,865百万円

前年同期比 12.6%増

税引前利益(IFRS)

32,487百万円

前年同期比 28.4%増

親会社の所有者に帰属する四半期利益

23,356百万円

前年同期比 26.3%増

  • (注) 当社は、2025年3月期第1四半期より国際財務報告基準(IFRS) を適用しております。また、前年同期についても、IFRSに組み替えて比較分析を行っております。

セグメント業績

光学材料部品事業
売上高(百万円)
事業利益(百万円)
  • 光学フィルムカテゴリーでは、反射防止フィルムがノートPC用ディスプレイ向け製品の好調に加え、自動車向け製品でも採用車種の増加等により終了が増加し、増収
  • 光学樹脂材料カテゴリーでは、精密接合用樹脂や光学弾性樹脂等が堅調に推移し、増収
電子材料部品事業
売上高(百万円)
事業利益(百万円)
  • 異方性導電膜(ACF)カテゴリーでは、中国及び韓国スマートフォン向けに粒子整列型ACFの拡大が継続したこと等により、増収
  • 表面実装型ヒューズカテゴリーでは、電動工具向けで在庫調整の底打ちが見られた一方で、スマートフォン向けが低調となり前期並み
  • フォトニクスカテゴリーでは、光半導体はセンサー向けが中国における需要回復の遅れの影響により減収となったが、マイクロデバイスは新規案件の獲得等により増収となり、カテゴリー全体では前期並み

FY24.3Q累計 事業利益要因分析(前年同期比)

  • 価格・数量Mix 今回は蛍光体フィルムの影響を外出しして表示
  • 蛍光体フィルム以外の高付加価値製品の拡大で、固定費の増加分を吸収
  • 為替は円安により増益要因となりました。

今期(2025年3月期)の連結業績予想:変更あり

当社の第3四半期の業績は、蛍光体フィルムの販売が終了した一方で、反射防止フィルムや異方性導電膜(ACF)等の高付加価値製品が拡大し、為替が期初想定よりも円安に推移したことも加わり、売上高及び利益は想定を上回る水準で推移いたしました。
第4四半期の為替前提レートを140.0円/米ドルから152.7円/米ドルに見直し、上方修正いたします。

  • (注) 当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益(FY23日本基準)及び親会社の所有者に帰属する当期利益(FY23IFRS、FY24見通し)に読み替え
    1株当たり当期純利益:当社は2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。FY23は当該分割前の金額を記載し、FY23IFRSおよびFY24見通しは当該分割後の金額を記載しております
    1株当たり配当額:当社は2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。FY23及びFY24中間配当は当該分割前の金額を記載し、期末配当は当該分割後の金額を記載しております
    総還元性向(のれん償却前) =(配当支払総額+自社株買い総額)÷(当期純利益+のれん償却額)×100
    EBITDA(FY23日本基準) = 営業利益+営業費用として計上される減価償却費+のれん償却費、EBITDA(FY23IFRS 、FY24見通し)= 事業利益+売上原価並びに販売費及び一般管理費として計上される減価償却費
    ROIC(FY23日本基準) =(営業利益×(1-実効税率))÷(自己資本+有利子負債) ×100、ROIC (FY23IFRS、FY24見通し) =(事業利益×(1-実効税率))÷(自己資本+有利子負債) ×100
    ROE(FY23日本基準) = 親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本×100、ROE(FY23IFRS、FY24見通し)= 親会社の所有者に帰属する当期利益÷自己資本×100
    *FY23のIFRS実績値は日本基準からIFRSへの組み替えにあたり、2024年11月13日開示分からさらに調整をおこなっております
売上高

110,000百万円

事業利益(IFRS)

37,000百万円

税引前利益(IFRS)

37,700百万円

親会社の所有者に帰属する当期純利益

27,000百万円

  • (注) 当社は、2025年3月期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しております。2025年3月期の連結業績予想はIFRSに基づき作成しているため、対前期増減率は記載しておりません。