業績・財務データ
業績報告
2025年3月期第2四半期(中間期) 連結業績のご報告
2025年3月期中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)の業績についてご報告いたします。
決算ハイライト
連結業績の状況
当中間連結会計期間は、コンシューマーIT製品向けに差異化技術製品の浸透が継続したことや自動車向け事業が好調であったこと等により、増収増益となりました。
- 売上高
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59,635百万円
前年同期比 20.2%増
- 事業利益(IFRS)
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22,320百万円
前年同期比 38.2%増
- 税引前利益(IFRS)
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22,533百万円
前年同期比 54.3%増
- 親会社の所有者に帰属する中間利益
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15,856百万円
前年同期比 52.5%増
- (注) 当社は、2025年3月期第1四半期より国際財務報告基準(IFRS) を適用しております。また、前年同期についても、IFRSに組み替えて比較分析を行っております。
セグメント業績
光学材料部品事業
- 光学フィルムカテゴリーでは、ノートPC市場等における前期の在庫調整からの回復の影響や自動車向け採用モデル増加等により、反射防止フィルムの数量が増加し、増収
- 光学樹脂材料カテゴリーでは、精密接合用樹脂における大手スマートフォン向け製品の数量増加等により増収
電子材料部品事業
- 異方性導電膜(ACF)カテゴリーでは、中国及び韓国スマートフォン向けに粒子整列型ACFが伸びたこと等により増収
- 表面実装型ヒューズカテゴリーでは、電動工具向けで在庫調整の底入れの兆しが見られた一方で、スマートフォン向けが低調となり前期並み
- フォトニクスカテゴリーでは、光半導体は通信向け・センサー向けともに中国における需要回復の遅れの影響により減収となったが、マイクロデバイスは新規案件の獲得等により増収となり、カテゴリー全体では前期並み
FY24.1H 事業利益要因分析(前年同期比)
- 価格/Mixは減益要因、数量/Mixは増益要因となりました。
- 為替は円安により増益要因となりました。
今期(2025年3月期)の連結業績予想:変更なし
連結業績予想については、世界的な金利政策の変動による影響や地政学リスクなどにより不透明な状況が続くなか、当社の製品が関わる主要業界では、コンシューマーIT製品及び自動車は前期並みの需要にとどまるものと見込んでいます。
こうした中、ハイエンドモデルのスマートフォンにおいて、センサーモジュール向けに精密接合用樹脂や形状加工ACF、ディスプレイ向けに粒子整列型ACFの拡大に加え、車載ディスプレイやノートPC向けに反射防止フィルムの伸長を目指すなど、高付加価値製品の販売拡大に注力いたします。また、成長領域と位置付けたフォトニクスカテゴリーにおいて、次世代高速通信に対応した高速フォトダイオードの成長実現などにより、連結業績予想の達成を目指します。
第3四半期以降の前提為替レートは、140.0円/米ドルで期初より変更はございません。
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(注)
当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益(FY23日本基準)および親会社の所有者に帰属する当期利益(FY23IFRS、FY24見通し)に読み替え
EBITDA( FY23日本基準)= 営業利益+営業費用として計上される減価償却費+のれん償却費、
EBITDA( FY23IFRS 、FY24見通し)= 事業利益+売上原価並びに販売費及び一般管理費として計上される減価償却費
ROIC( FY23日本基準) =(営業利益×(1-実効税率))÷(自己資本+有利子負債) ×100、
ROIC( FY23IFRS、FY24見通し) =(事業利益×(1-実効税率))÷(自己資本+有利子負債) ×100
ROE( FY23日本基準)= 親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本×100、
ROE( FY23IFRS、FY24見通し)= 親会社の所有者に帰属する当期利益÷自己資本×100
総還元性向(のれん償却前)=(配当支払総額+自社株買い総額)÷(当期純利益+のれん償却額)×100
配当額は中間については2024年11月実施予定の分割前の金額を記載し、期末については当該株式分割を考慮した金額を記載しております
*FY23のIFRS実績値は日本基準からIFRSへの組み替えにあたり、5月13日開示分からさらに調整をおこなっております
- 売上高
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107,000百万円
- 事業利益(IFRS)
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33,500百万円
- 税引前利益(IFRS)
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32,000百万円
- 親会社の所有者に帰属する当期純利益
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23,000百万円
- (注) 当社は、2025年3月期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しております。2025年3月期の連結業績予想はIFRSに基づき作成しているため、対前期増減率は記載しておりません。
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