経営方針

トップメッセージ

株主・投資家のみなさまには、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、2020年3月期から始まる5ヶ年の中期経営計画2023「進化への挑戦」において、変化の激しい時代でも持続的に成長する企業へ進化するため、新規領域での事業成長加速、既存領域における事業の質的転換、経営基盤の強化の3つの基本方針に基づく主要施策に取り組んでまいりました。
この中期経営計画公表以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大や半導体供給不足、サプライチェーンの混乱、国際社会における地政学的リスクの顕在化など、事業環境が大きく変化してまいりました。
こうした中、新規領域の成長加速に向けて自動車事業の拡大を図り、既存領域の質的転換のために、事業ポートフォリオの見直しを継続的に行いつつ、事業の強化や生産拠点の見直しなどの効率化を進め、経営基盤の強化として、ガバナンスの強化や本社機能の栃木への移転、働き方改革など、数々の施策を実行してまいりました。
また、技術トレンドを先回りした製品の開発・提案にも着実に取り組んだ結果、モバイルIT向けの高付加価値製品の拡大や新製品が寄与し売上高が増加したほか、車載や電動工具、電動スクーターといった非モバイルIT向け製品なども大きく成長してまいりました。この結果、事業環境の変化に左右されない企業体質への進化がはじまり、事業の「稼ぐ力」も向上し、2022年3月期には、昨年公表した中期経営計画リフレッシュ目標値を2年前倒しで達成することができました。

このように足元で好調を維持している一方、外部環境の不透明感は依然拭えず、予断を許さない状況が続くと考えており、成長のための戦略および施策、サステナブルな投資を含む経営基盤の強化がますます重要になってきていると認識しております。
このため、これからの2年間は、2024年3月期までの持続的成長に向け、現行の中期経営計画で掲げている3つの基本方針のもと各施策を着実に推進してまいります。そして、2024年4月から始まる次期中期経営計画に向けた準備期間として、より一層の経営基盤の強化を進め、成長戦略を前倒しで実行し、持続的成長と企業価値の向上を目指してまいります。

株主・投資家の皆様には、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2022年6月
代表取締役社長

代表取締役社長