環境への取り組み

理念と基本方針

環境方針

私たちデクセリアルズグループ(以下、当社グループ)は、地球上のあらゆる生態系と社会、そして自社の持続可能性を確保するため、環境への配慮と資源循環の視点を重視し、新たな価値の創出につながる事業活動および環境保全活動を推進します。
「Empower Evolution. つなごう、テクノロジーの進化を。 」 ー このパーパスやサステナビリティポリシーの考え方のもと、ESG視点の中長期的な重点課題に取り組んでいきます。

これらの環境理念と基本方針は、国内外の社員が閲覧するイントラネットでの開示、社内でのポスター・パネルの掲示、全社員宛に配信する電子メールなどで周知しています。

環境戦略の方向性とESG重点課題の設定

現中計の最終年である2028年度を見据え、事業活動に伴う環境負荷の低減および2050年カーボンニュートラルの実現に向けた重点テーマ(ESG 重点課題)として、「気候変動」、「資源循環」、「汚染防止」の3項目を設定しました。これらの課題に対して、KPIを含む具体的な目標を定め、計画的に取り組んでいます。以下に各テーマの背景と取り組みを示します。

気候変動

気候変動への対応は、持続可能な社会の実現に不可欠であり、当社グループの事業継続の前提条件でもあります。当社グループは2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、CO₂排出量(Scope1,2)の着実な削減に加え、Scope3 を含むサプライチェーン全体でのCO₂排出量削減にも取り組んでいます。また、鹿沼事業所 第2工場などのスマートファクトリー化や、省エネ化によるエネルギー効率と生産性の両立を進め、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

資源循環

人口増加に伴う資源の枯渇や廃棄物の増加が深刻化するなか、社会はリニアエコノミー(大量生産・大量消費)からサーキュラーエコノミー(循環経済)への転換を進めています。当社グループは、資源の持続可能な利用を事業活動で実現し、循環型社会の構築に貢献しています。製品生産では、廃棄物の削減、再資源化、再生可能素材の採用を進め、廃棄物埋立率0.5%以下の継続を目指しています。また、廃プラスチックのケミカルリサイクルにも取り組み、使用済みプラスチックのケミカルリサイクルを推進する株式会社アールプラスジャパンに資本参加し、対応を進めています。

汚染防止

グローバル企業の責任として地球環境維持に貢献すべく、環境関係法令などの遵守により廃棄物の適正な取り扱いや水資源の有効利用などを推進し、水や大気などの自然資本の維持・保全に努めています。特に、定期的な設備点検や水質検査・排気測定、また研修やeラーニングによる従業員教育を通じた体制強化に取り組むことで、環境インシデント(化学物質の漏えいや違法排出など、環境への悪影響をおよぼす汚染)の未然防止に取り組んでいます。当社グループでは環境インシデントゼロを維持することを目標とし、自然資本の保全を進めます。