当社研究開発の概要

当社は「Value Matters 今までなかったものを。世界の価値になるものを。」を企業ビジョンとして掲げています。これは、新しい価値の提供を通じて世の中に貢献したいという想いが込められています。当社の研究開発はまさに、この企業ビジョンを実践すべく、当社がもつ6つのコア技術を融合、進化させることにより、変化する世の中のニーズを先取りした独自性の高い製品の開発に努めています。

研究開発体制

当社の研究開発体制は、大きく2つに分かれています。

1. コーポレートR&Ⅾ本部
新たな成長分野に向けて必要となる要素技術開発を担当し、社会のニーズを探索し社外パートナーとの連携を推進する部署と協力しながら、要素技術を活かした新製品開発や新規事業の基礎を構築します。
また、当社には、高度な分析機器とそれを活用する技術・ノウハウを持つ分析・解析部隊や、CAEを行う専門部隊があり、研究開発活動を全社横断的に支える体制を整えています。

2. 商品開発
事業部に属する商品開発組織は、当社の主力商品である光学フィルム、液状接着剤、粘接着フィルム、電子デバイス、光学デバイスなどの各事業に紐づいた製品群の機能を継続的に向上させたり新たな発展のための開発をおこなっています。日々、お客様の製品の機能向上や新たな発展に努めています。


当社では、これら二つの体制や専門分野を超えた技術とエンジニアの連携を通じて、持続的な成長と新たな価値創造の実現を目的とした「技術交流会」を開催しています。ここでは、社内の開発成果や新しい知見を結集し、社員同士が相互に学び合い、新たなアイデアを創出することで、当社全体の技術力の向上を目指します。

6つのコア技術

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  • 薄膜形成&コーティング技術

    薄膜形成&コーティング技術

    創業時からRoll to Roll方式を用いて高品質フィルム製品を供給してきました。Wet方式だけでなくDry方式の技術を持っており、それらを用いた機能性フィルムを開発・製品化しています。

  • 微細加工技術

    無機材料技術

    機能性フィラーや金属めっき技術、無機材料加工等、無機材料設計を駆使し、独自性の高い材料・部品の開発・製品化をしています。

  • 光半導体技術

    微細加工技術

    光および機械加工技術により、ナノからミクロンレベルの微細構造を高精度かつ量産可能に形成し、多様な先端製品の開発を支えています。

  • 有機材料技術

    有機材料技術

    材料設計力、ノウハウからなる、モノマーやポリマー、フィラー等を組合わせる配合技術により、液状・フィルム・シート形状の数多くの製品を生み出しています。

  • 無機材料技術

    光半導体技術

    ウエハプロセス技術を有し、化合物半導体の特性を最大限に活かすことで、光通信からセンシング用途に至るまで、高速かつ高信頼性の受光素子の開発に寄与しています。

  • 分析評価技術

    分析評価技術

    有機・無機の分析技術や、微細構造分析技術、光学、流体等のシミュレーション技術を用いて、課題解決をサポートする事で、開発、製品化に貢献しています。