光学弾性樹脂(SVR)

フラットパネルディスプレイ向け光学弾性樹脂(SVR)

モバイル機器や車載用ディスプレイ機器、大型サイネージなどの表示画面の高視認性・高コントラスト化に有効。

  • 型番
    SVR1150
  • 特長
    • エアギャップを樹脂で充填することで、高視認性・高コントラストを実現。また、パネルの薄型化に貢献。
    • 積算光量500mJ/cm2の速硬化タイプで、生産性向上に貢献。
    • 速硬化でありながら、低硬化収縮、低弾性率でLCDの表示ムラの低減に有効。

製品一覧表

仕様

型番 SVR1150
硬化条件 [mJ/cm2 ]※1 500
粘度 [mPa・s]※2 3,400
硬度 ※3 E12
屈折率 ※4 硬化物 1.48
硬化収縮率 [%] ※5 1.8
弾性率 [Pa] ※6 25°C 5.2 x 105
保管温度 [°C] 10~30
  • ※1メタルハライドランプ使用時。UV波長:365nm
  • ※2Rheo-meter @25°C
  • ※3Durometer (Code E)
  • ※4Abbe @25°C D線(589nm)
  • ※5Density meter
  • ※6DMS method:@1Hz
貼合プロセス
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スマートフォン、デジタルスチルカメラ、ノートPC、タブレットPCなどのエアギャップを持つ、中・小型ディスプレイパネルに適す。

【タッチパネルでの光学弾性樹脂使用例】

エアギャップ構造と光学弾性樹脂構造の違い

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ご注意

この特性データは、当社の実施した評価結果に基づくものですが、お客さまのご使用時の製品特性を保証するものではありません。ご使用の際は、実際に使用される装置および被着材での評価結果に基づき、使用条件を十分ご検討の上、ご使用いただきますようお願いいたします。

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