「2026 Display Component of the Year Award」を受賞 ~次世代ディスプレイの高精細化に対応する、革新的技術として評価~

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2026.04.30

 デクセリアルズ株式会社(本社:栃木県下野市、代表取締役社長:新家 由久、以下、当社)は、当社開発の「マイクロLED向け粒子整列型異方性導電膜(ACF)」が、世界最大規模のディスプレイ学会である「The Society for Information Display(以下、SID)」※1の「Display Industry Awards(以下、DIA)※2, 2026 Display Component of the Year Award※3」を受賞したことをお知らせします。
 本技術は次世代ディスプレイとして注目される「マイクロLEDディスプレイ」向けに開発したもので、ディスプレイのさらなる高精細化に対応する革新的技術であるとして高く評価されました。

 マイクロLEDディスプレイは、極めて高い輝度や高コントラスト比を実現することから、次世代ディスプレイとして注目される一方で、極小パッドの接合難易度が高く、現時点では市場での本格的な普及には至っていません。
 このたび、当社が開発したマイクロLED向け粒子整列型ACFは、マイクロLEDディスプレイの極小パッドのような微細領域においても、安定した通電と確実な絶縁を実現しながら接合することが可能です。その接合プロセスも比較的シンプルで、工程の効率化や歩留まり向上、製造コスト低減にもつながることから、マイクロLEDディスプレイ市場への貢献が期待されます。

 本件の授賞式は、現地時間5月6日(水)正午に、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルスで開催される展示会「Display Week 2026」内でおこなわれます。
 当社は今後も、ディスプレイ分野における独自技術の開発を通じて、新たな価値の創出に取り組んでまいります。

当社の異方性導電膜(ACF)について

 当社の異方性導電膜(ACF)は、ディスプレイ用ガラス基板とICチップを接続するフィルム型の接合材料で、世界シェアNo.1※4を獲得している当社の主力製品の一つです。樹脂のフィルムの内部に導電粒子を分散させ、導通と絶縁の機能を持たせたもので、ノートパソコン、スマートフォン、車載ディスプレイなど、さまざまな製品に採用されています。
 なかでも、「粒子整列型ACF」は、独自技術で導電粒子を意図した位置に整列させることで高い接続信頼性を実現しており、より微細な箇所での接続が求められるフレキシブルOLEDディスプレイでデファクトスタンダードとなっています。

ACFimage

詳細はこちら:異方性導電膜(ACF)、導電性フィルムの製品一覧|デクセリアルズ株式会社

  • ※4: 株式会社富士キメラ総研発行「2025ディスプレイ関連市場の現状と将来展望」による、大型および中小型ディスプレイ向けACFの合計の2024年の金額シェア。