生体センシング | 反射センサーの導入事例

ウェアラブル機器による健康管理を革新するSWIR光センサー技術
ウェアラブル機器による健康管理(ヘルスケア)が普及する中、針を刺すことなく血中成分などを測定できる非侵襲技術の開発が加速しています。従来の可視光や赤外光を用いたセンシングでは測定困難だった生体情報を得るため、デクセリアルズでは反射センサーと生体透過性に優れた短波長赤外線を組み合わせる技術を開発。次世代の生体センシングを実現するソリューションを提供します。

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アプリケーションへの適用

非侵襲での血中成分の測定
デバイスから皮膚に短波長赤外光(SWIR)を照射し、その反射光を分析することで、採血することなく血糖値や血中酸素濃度を推定することが可能です。糖尿病患者の血糖値管理、バイタルサインのモニタリング、皮膚がんの早期発見などへの活用が期待されています。

ウェアラブル機器への搭載を可能にする小型化
当社のSWIRタイプ反射型センサーは、短波長赤外光を発するLEDと、反射光を受ける受光素子を小型パッケージに一体化。 スマートウォッチのようなスペースに制約のある小型デバイスにも組み込めます。

製品特性

SWIR(短波長赤外)領域の特定波長をセンシングに活用

SWIRは赤外線の中でも波長が短い(900~1700nm)光で、SWIRに対して特有の吸収スペクトルを持つグルコース(1600nm)や酸化ヘモグロビン(660nm)などの生体成分を検出することができます。それによりデクセリアルズのSWIRタイプ反射型センサーは、非浸襲的に血中に含まれる成分の計測や分析を可能にします。

検出したいバイオマーカーに合わせてさまざまな波長に対応

SWIRタイプ反射型センサーは、SWIRの光を発するLEDと、その反射光を捉えるPDをコンパクトなケースに格納し、検出したい成分に合わせてさまざまなタイプをご用意しました。デュアル・エレメント・タイプは、波長1450nmのLEDを搭載することで、物質中の水分量を高精度にセンシングできます。トリプル・エレメント・タイプは、810nmおよび1300nmの2波長LEDを搭載し、血液中の赤血球量を示すヘマトクリット値をセンシング可能にします。