京セミスマート FAB が稼働開始

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2020.12.10

2024年4月1日追記 この記事はニュースリリース当時の内容のまま掲載しております。
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旧式設備を IoT で接続し、ダウンタイム 70%削減 設備を 5 年延命
京セミスマート FAB が稼働開始

創業 40 年世界水準の技術を武器に日本品質のものづくりで光デバイス・ソリューションをリードする株式会社 京都セミコンダクター (代表取締役社長兼 CEO 高橋恒雄、本社: 京都市伏見区) は、全社におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として、Raspberry Pi などのシングルボードコンピュータを使用して旧式製造設備の IoT 化による「スマート FAB」の運用を 12 月 4 日より開始しました。システム全体の投資金額は年間 200 万円程度で、稼働状況をほぼリアルタイムにクラウドからモニターすることが可能となり、機器メンテナンスの効率向上や製品品質の向上を図ります。これにより、ダウンタイムを 70%削減し、旧式設備を 5 年以上延命できると見込んでいます。設備投資抑制により 5 年で 10 億円相当の効果があり、今後、コスト低減や AI 等の活用による故障予知機能や解析の自動化を行うことで、5 年で 5 億円の売上増に匹敵する効果があると期待しています。