「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」最高ランクを取得
格付に基づくシンジケートローンを活用、資金調達を実施
企業
2025.11.20
デクセリアルズ株式会社(本社:栃木県下野市、代表取締役社長:新家 由久、以下、当社)は、このたび、株式会社日本政策投資銀行(以下、DBJ)が実施する「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下、DBJ健康格付)※1において、「従業員への健康配慮に関する取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を取得したことをお知らせします。当社が「DBJ健康格付」を取得するのは初めてとなります。
また、この格付に基づく資金調達をシンジケートローンにて実施しました。
当社は、本シンジケートローン※2を鹿沼事業所第2工場における新エリアでの工場建設への投資に活用します。

「DBJ健康格付」融資は、DBJが独自に開発した評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。
今回の格付では、以下の点が高く評価されました。
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(1)全社一体での健康経営推進体制
従業員一人ひとりの健康を企業価値向上の基盤と位置付け、2030年に向けた「健康経営ロードマップ」を策定。自社開発の健康可視化システム「健幸のあしあと」や健康経営冊子による社内広報等を通じ健康経営への共感と実践の裾野を広げながら、トップマネジメント主導のもと全社一体で健康経営を推進している点。 -
(2)データに基づくPDCAサイクルの実践
従業員の心身の健康維持・増進を目指して健康経営の重要課題を特定し、生活習慣改善実行率をはじめとする数値目標を設定したうえで、コミュニケーション活性化も企図したウォーキングイベント「健康チャレンジログ」や敷地内全面禁煙の実施、メンタルヘルスケアなどの多角的なアプローチを通じてデータに基づいたPDCAサイクルを展開している点。 -
(3)技術と人財の強化による価値創出
新たに策定したパーパス「Empower Evolution. つなごう、テクノロジーの進化を。」の実現に向けて、人財ポートフォリオを設定し部門ごとに強化すべき人材像を整理し、ジョブによるキャリアモデルと自立した成長の実現を支援するジョブ型人事制度の導入によって自律的な挑戦・成長を促進するなど、価値創出の源泉に位置付ける「技術」及び「人財」の強化に取り組んでいる点。
デクセリアルズは、これからも、社会課題の解決を支えるデジタル・テクノロジーの進化に不可欠な高付加価値製品、技術・ソリューションを提供することで、持続可能な社会の実現への貢献と、持続的成長、そして、さらなる企業価値向上に努めてまいります。
- ※1: DBJ健康経営格付融資|DBJサステナブルソリューション
- ※2: 複数の金融機関が協調して1つの企業に対して融資を行う仕組み。リスク分散や資金調達の効率化を目的とする。