『デクセリアルズ統合レポート2023』を発行
企業
2023.11.14
スマートフォン、自動車などに最先端の技術・材料・デバイスを提供するデクセリアルズ株式会社(本社:栃木県下野市、代表取締役社長:新家由久、以下、当社)は、2023年11月14日(火)、『デクセリアルズ統合レポート2023』を発行したことをお知らせします。
当社グループでは、2019年より『デクセリアルズ統合レポート』を発行し、多くのステークホルダーの皆さまに、当社に対する理解を深めていただくとともに、製品やソリューションの提供を通じて持続的成長と企業価値向上を目指す当社の取り組みや実績、将来に向けた考え方などをお伝えすることで、さらなる対話の深化やコミュニケーションの活性化を図っています。
『デクセリアルズ統合レポート2023』のポイント
当社グループでは、2019年度より推進してきた中期経営計画2023「進化への挑戦」が最終年度を迎え、2024年度からスタートする新たなステージに向け、現在準備を進めています。
この大きな節目にあたり、今回のレポートでは、これまでの4年間を振り返り、その取り組みや成果を随所で取り上げています。さらに経営トップや社外取締役の目線から、今後の展望や課題、そして「パーパス」を基軸としたサステナビリティ経営の考え方などを発信しています。(価値創造ストーリー)
また、デジタル化を通じた社会全体の効率化を支える戦略として、新規領域となるフォトニクス領域での事業成長や持続的なイノベーション創出に向けた取り組みなどを紹介しています。(価値創造戦略)
さらにESGの視点から価値創出の基盤強化となる取り組みをまとめ、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の進捗やサプライチェーンにおけるCO2排出量(Scope3)の算定結果の新たな開示、国内管理職層でのジョブ型人事制度の導入などを取り上げています。(価値創造基盤)
その他、当社の強みであるビジネスモデルをより分かりやすくお伝えするための内容改訂や、主要製品(異方性導電膜)にフォーカスした詳細な紹介、非財務データなどの情報の拡充を行いました。
当社は今後も、本レポートにて紹介している戦略や諸施策を着実に推進することで、持続的成長と企業価値向上を目指してまいります。
『デクセリアルズ統合レポート2023』の主な内容
■ 価値創造ストーリー
経営トップ層の将来に向けた展望や方向性、その実現の柱となるビジネスモデルを軸とした価値創造プロセスについて発信
トップメッセージ | 経営トップとして現行の中期経営計画4年間の成果やパーパスを基軸としたサステナビリティ経営に向けた考え方につき、自らの考えや思いを発信 |
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経営トップ×社外取締役対談 | 取締役会としてこれまでの4年間の成果や印象に残っていること、今後取り組むべき重要課題などをテーマに語り合った内容を紹介 |
価値創造プロセス | 当社の強みであるビジネスモデルを軸とした価値創造プロセスにつき、内容を一部リニューアルして分かりやすく発信 |
■ 価値創造戦略
価値創造ストーリーで経営トップ層が語った展望や方向性に基づく戦略や取り組み、考え方などを発信
中期経営計画の進捗 | 中期経営計画の取り組みの成果として、「稼ぐ力」の向上と事業ポートフォリオ転換の進展を中心に紹介 |
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イノベーションへの取り組み | 更なる成長に向けた「第三の柱」として特定したフォトニクスの領域につき、今後の取り組みや目指す姿などを掲載 |
事業戦略 | 中期経営計画における事業ごとの取り組みと成果や、当社の強みであるビジネスモデル(「デザイン・イン」「スペック・イン」)の取り組みを実際に体現している社員(営業×エンジニア)のコメントを掲載 |
知的財産戦略 | 知的財産に関する戦略と考え方、ロードマップを新たに掲載 |
サステナビリティマネジメント | 2023年4月に発足したサステナビリティ推進本部担当役員より、当社らしいサステナビリティ経営実現に向けた思いなどを発信 |
■ 価値創造基盤
価値創造の基盤を強化するための取り組みをESGの視点から発信
環境・社会・ガバナンス | TCFD提言に沿った情報開示(Scope3の算定結果を新たに公表)、ジョブ型人事制度の導入などの取り組みを報告 |
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■ その他
- 当社の主要製品(異方性導電膜)にフォーカスし分かりやすく説明
- 環境・社会・ガバナンス関連の「非財務データ」拡充