「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に初選定

企業

2022.04.21

 スマートフォン、自動車などに最先端の技術・材料・デバイスを提供するデクセリアルズ株式会社(本社:栃木県下野市、代表取締役社長:新家由久、以下、当社)は、各セクターにおいて相対的に、ESGへの対応に優れた日本企業の株式のパフォーマンスを示すインデックスである「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に初めて選定されたことをお知らせします。

 グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックス(株式指数)で、493銘柄で構成されています。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)より、ESGパッシブファンドのベンチマークとして採用されています。
 銘柄の選定はFTSE RussellのESG評価に加え、環境負荷の大きさ、企業の気候変動リスクに対するマネジメントの評価などに基づいて選定されています。なお、日本の株式市場全体と同じセクターのバランスになるように設計されており、当社は”Electronic & Electrical Equip”セクターにて初めての選出となりました。

 当社ではESGへの取り組みは、持続的成長のための条件かつ事業戦略に直結するものと考え、2021年5月に発表した中期経営計画2019-2023「進化への挑戦」リフレッシュの基本方針にある「経営基盤の強化」においても、コーポレート・カバナンス、社会、環境などを重点施策としています。2021年には、監査等委員会設置会社への移行、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)コンソーシアムへの加入を行っているほか、再生可能エネルギーの導入などにより2030年度に事業由来の電力消費によるCO2排出量ゼロ達成を目標に掲げています。

 当社は今後も、すべてのステークホルダーと共生する企業への進化を目指し、社会課題の解決と持続的な成長に取り組んでまいります。

  • 登録商標 FTSE Russellについて
    FTSE Russell (FTSE International Limited と Frank Russell Companyの登録商標)は、ここにデクセリアルズ株式会社が第三者調査の結果、FTSE Blossom Japan Sector Relative Index組み入れの要件を満たし、本インデックスの構成銘柄となったことを証します。FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexはサステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されます。
  • 2022年3月29日時点