経済産業省 平成21年「資源循環技術・システム表彰」において経済産業大臣賞を受賞

CSR

2009.10.06


ソニーケミカル&インフォメーションデバイス鹿沼事業所が、平成21年度「資源循環技術・システム表彰」(主催:財団法人クリーン・ジャパン・センター)において「経済産業大臣賞」を受賞いたしました。

「資源循環技術・システム表彰」は1975年から始まった賞で、廃棄物の発生抑制(リデュース)、使用済み物品の再使用(リユース)、再生資源の有効利用(リサイクル)に寄与する優れた事業や取り組みを実施した企業・事業団体などに贈られるものです。その中でも最優秀賞にあたる「経済産業大臣賞」は、昨年は該当者なしとなっていました。当社では平成15(2003)年に根上事業所が受賞しており、今回で二回目の受賞となります。

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今回、「経済産業大臣賞」を受賞した「紫外線硬化法による工業用粘着テープ製造工程での有機溶剤不使用化」は、工業用粘着テープの塗布工程で必要となる酢酸エチルなどの有機溶剤を使用せず、紫外線を照射することで粘着層を成形する工法に切り替えたことで、有機溶剤使用量を年間約2,300トン削減、生産プロセスでのエネルギー使用量が約13分の1になり、大幅なCO2削減を実現しました(従来法との比較)。1997年にはこの工法により生産された粘着テープを「グリーンテープ」として製品化、その後積極的に従来品からの切り替えを進め、現在のラインアップの3割強をグリーンテープが占めることも併せて評価されました。

従来法、紫外線重合法のプロセス比較

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