接着剤

クロロプレンゴム系自己消炎性接着剤

被覆リード線やエアフィルター接着など、非導通部での部品固定に。

  • 型番
    SC12N
  • 特長
    • 接着強度が極めて高く、確実に固定。
    • クロロプレンゴムを主成分とする、UL規格に認定された自己消炎性接着剤。
    • 高粘度でチクソトロピック性(揺変性)に優れ、垂直面に塗布した場合でも垂れ下がりが少なく仕上がりがキレイ。

製品一覧表

仕様

型番 SC12N
主成分 クロロプレンゴム
溶剤成分 ヘキサン、トルエン、MEK(メチルエチルケトン)
黄白色
粘度(Pa・s) 10~17
固形分(wt%) 40~44
比重 約0.96
希釈剤 トルエン
容器 180mlチューブ、1kg缶、15kgUN缶
保証期間(製造日基点) 12ヶ月間
  • UL認証取得File No.E63260 UL94 V-0(1.5mm)※通電部使用不可

・非導電部での各種電子部品固定などの接着用途に適しています。
・汎用性が高く、広範囲の材料との接着にお使いいただけますが、トルエン・MEKなどの溶剤に影響される材料の場合は注意を要しますので、事前にご確認願います。

  • ※SC12Nは、通電部にはご使用いただけませんので、ご注意ください。

【クロロプレンゴム系接着剤の使用上のご注意】
SC12N、SC121は主成分にクロロプレンゴムを使用しているため、高温雰囲気下に長時間放置されますと、熱によるクロロプレンゴムの脱塩素反応で周辺金属に腐食をおこしたり、絶縁抵抗の低下が発生する場合があります。このため、電気、電子部品の通電部に使用するとトラッキングなどの発生を引きおこすおそれがありますので、通電部にはご使用いただけません。
また、回路基板や通電部に隣接する部位にお使いになる場合は、弊社「ポリエステル樹脂系自己消炎性接着剤」SC608Z2、SC608LV2をおすすめします。

1.接着特性(90°剥離強度) -乾燥速度とオープンタイム-

試料作成条件

被着材:合板/50µmアルミ
サンプル幅:25mm
測定環境:25℃ 50%RH
塗布厚:Wet150µm
引張速度:50mm/分

試験結果
sc12n_chart_01.gif

2.接着特性(180°剥離強度と剪断強度)

試料作成条件
被着材(1):ABS/アルミ
被着材(2):合板/合板
サンプル幅:(1)25mm (2)10mm x 10mm
測定環境:25℃ 50%RH
塗布厚:Wet150µm
引張速度:(1)50mm/分 (2)10mm/分
試験結果
型番 経過日数
1日後 2日後 3日後 4日後 5日後
180°剥離強度(1) (N/25mm) SC12N 30.4 26.5 29.4 25.5 19.6
剪断強度(2) (N/cm2) 298 392 431 合板破壊 合板破壊
sc12n_chart_02.gif

3.各環境下における接着特性(180°剥離強度)

試料作成条件

被着材:スチール/キャンバス
サンプル幅:25mm
引張速度:50mm/分
脱脂:トルエン脱脂
塗布厚:(スチール)第1回目 150μm 30℃、10分乾燥後 第2回目 200μm
塗布厚:(キャンバス)第1回目 150μm 30℃、10分乾燥後 第2回目 150μm 30℃、10分乾燥後、第3回目 250μm
[オープンタイムを5分間取り、室温でラバーロールにて圧着後、60℃ 1時間乾燥後、常温に戻して測定]

試験結果
sc12n_chart_03.gif

4.各種被着材に対する接着特性(180°剥離強度、剪断強度)

試料作成条件

被着材(1):合板/合板、SBR/キャンバス
被着材(2):アルミ/アルミ、アルミ/スチロール
サンプル幅:(1)25mm (2)10mm x 10mm
測定環境:25℃ 50%RH
塗布厚:Wet150µm
引張速度:(1)50mm/分 (2)10mm/分

試験結果
被着材 型番
SC12N
180°剥離強度(1) (N/25mm) 合板/合板 33.3
SBR/キャンバス 58.8
剪断強度(2) (N/cm2) アルミ/アルミ 337
アルミ/スチロール 178

注意事項

ご使用の際には、安全データシート(SDS)に記載のある注意事項を事前にご確認の上、お使いいただきますようお願いいたします。

ご注意

この特性データは、当社の実施した評価結果に基づくものですが、お客さまのご使用時の製品特性を保証するものではありません。ご使用の際は、実際に使用される装置および被着材での評価結果に基づき、使用条件を十分ご検討の上、ご使用いただきますようお願いいたします。

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