個人投資家のみなさまへ

業績報告

2021年3月期 第3四半期のご報告

2021年3月期第3四半期累計期間(2020年4月1日~12月31日、以下、当第3四半期)の営業状況をご報告いたします。

連結業績の状況

当第3四半期における当社グループの業績は、光学フィルムおよび異方性導電膜(ACF)、表面実装型ヒューズが好調だったことから売上高は49,193百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
営業利益は、上記の理由に加え、光学フィルムおよび異方性導電膜(ACF)の生産性改善により、8,585百万円(前年同期比94.7%増)となりました。
また、経常利益は、前年同期に為替差益を計上した一方で、当第3四半期は為替差損を計上したことなどにより、8,275百万円(前年同期比96.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、主に、特別損失として構造改革費用および固定資産売却損を計上したことにより、4,126百万円(前年同期比45.7%増)となりました。

売上高

49,193百万円

前年同期比 9.9%増

営業利益

8,585百万円

前年同期比 94.7%増

経常利益

8,275百万円

前年同期比 96.5%増

親会社株主に帰属する四半期純利益

4,126百万円

前年同期比 45.7%増

セグメントの状況

光学材料部品事業
売上高(百万円)
営業利益(百万円)
  • 光学フィルムカテゴリーでは、ノートPC用ディスプレイ向け製品を中心に数量が拡大し、生産性向上も加わり増収増益
  • 光学樹脂材料カテゴリーでは、光学弾性樹脂においてタブレット向け製品が増加し、精密接合用樹脂においても大手顧客スマートフォン向けの数量増などで増収増益
電子材料部品事業
売上高(百万円)
営業利益(百万円)
  • マイクロデバイスカテゴリーでは、プロジェクターの販売不調の影響を受け減収減益
  • 異方性導電膜カテゴリーでは、ノートPCやタブレットおよびテレビ向け製品が増加し、スマートフォン向けでもハイエンドモデルにおいて粒子整列型ACFが拡大して増収増益
  • 表面実装型ヒューズカテゴリーでは、園芸用機器や電動工具、ノートPC向け製品の数量が増加したことにより増収増益
  • 注) 光学材料部品事業と電子材料部品事業は業績開示上のセグメントに該当し、各事業の売上高にはセグメント間取引が含まれています。また、各セグメントの営業利益の合計と連結営業利益の差異は、のれん償却額に相当します。

2021年3月期通期業績予想

当第3四半期においては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大によるマイナスの影響はあったものの、経済・社会のデジタル化の進展により、ノートPC、タブレット、5Gスマートフォンを中心とするモバイルIT製品の需要が世界的に拡大し、モバイルIT製品で使われる当社製品の数量が上半期に続いて伸びたことで業績が好調に推移しました。加えて、当第4四半期においても堅調な製品需要が見込まれることから、2020年10月に公表した通期連結業績予想を下記のとおり修正いたしました。
なお、COVID-19の影響につきましては、依然として厳しい状況にありますが、基調として経済活動の段階的な回復が続く前提としております。

FY20 連結業績見通し
(単位:百万円) FY19 FY20見通し
  10月見通し 今回見通し
  前期比 増減
売上高 57,710 61,000 64,500 +6,790 +11.8%
営業利益 4,617 7,000 10,000 +5,383 +116.6%
経常利益 4,393 6,800 9,500 +5,107 +116.2%
当期純利益* 2,734 2,500 4,200 +1,466 +53.6%
1株当たり当期純利益* 45.05円 41.18円 69.18円 +24.1円 +53.6%
1株当たり配当額 34.0円 34.0円 34.0円
総還元性向(のれん償却前) 45.6% 48.1% 40.0% -5.6%Pt
ROE 5.5% 5.1% 8.5% +3.1%Pt
(参考)のれん償却前 9.2% 8.7% 12.2% +3.1%Pt

10月見通しから上方修正

  • 4Q 前提為替レート:103.5円/米ドル
  • COVID-19影響:依然として厳しい状況だが、基調として経済活動の段階的な回復が続く前提
  • 最終製品の需要好調が下期も続き見通しを上方修正、営業利益は上場来最高
  • 中計施策実行にかかる一時的費用を中心に特別損失に32.5億円を計上
  • 当期純利益は親会社株主に帰属する当期純利益に読み替え
  • 注) 見通し1株当たり当期純利益は、直近年度の期中平均株式数を用いて算出
    今回見通しのROEは、直近年度末の純資産額を用いて算出

株主の皆様におかれましては、当社グループの事業発展にご期待いただき、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

売上高

64,500百万円

前期比 11.8%増

営業利益

10,000百万円

前期比 116.6%増

経常利益

9,500百万円

前期比 116.2%増

親会社株主に帰属する当期純利益

4,200百万円

前期比 53.6増

2022年3月期(FY21)以降の業績の方向性について

来期(FY21)においてモバイルIT製品需要の反動減があったとしても、これまでに全社で取り組んできた諸施策が実を結ぶことで業績貢献が始まることを踏まえ、FY21以降の持続的な業績成長を前提として中期経営計画の見直し作業を現在進めております。

FY21以降の業績について