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ESG

環境配慮への取り組み

当社では、環境配慮型製品を開発するとともに、事業活動において環境負荷低減に取り組むことで、新たな価値に繋がる事業と環境保全活動を展開しています。
事業活動においては、再生可能エネルギーの導入などにより2030年度に事業由来の電力消費によるCO2排出量ゼロ達成を目標に掲げ、お客さまの製造工程の省エネルギー化や最終製品のエネルギー効率向上に資する製品の提供を通じて、サプライチェーン全体の環境負荷低減に向けた取り組みを進めています。

2021年9月には、気候変動関連財務情報開示タスクフォース(以下、TCFD)による提言への賛同を表明し、「TCFDコンソーシアム」に加入しました。今後当社は、TCFDのフレームワークに基づき、 「ガバナンス」 「戦略」 「リスク管理」 「指標・目標」を含む項目についての情報開示を進めていきます。
当社は、2050年の長期的な時間軸でリスク・機会を特定し、1.5-2℃および4℃のシナリオを考慮したシナリオ分析を実施しています。
今回、シナリオ分析の対象事業を拡大し、気候変動に伴うリスク・機会への対応策について検討を行い、公表いたしました。

また、2022年2月には、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む共同出資会社「株式会社アールプラスジャパン」に資本参加しました。今後、同社のケミカルリサイクルによる資源循環を通じて、世界共通のプラスチック課題の解決に寄与しながら、さらなる環境負荷の低減を図っていきます。