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次の成長ドライバーの獲得 -京都セミコンダクターを子会社化-
当社の「中期経営計画2023」において、事業ポートフォリオの転換を図るために成長領域として定めた自動車事業は順調に成長が続いています。当社では、並行して自動車の次を担う成長事業領域をインサイド・アウトとアウトサイド・インの両面から探索してきました。そのなかで、社会のIoT化の実現のために進化が求められる事業領域と技術、および当社のもつ技術・ノウハウを重ね合わせ、光通信・センシング技術の革新が当社にとって大きなビジネス機会となりうると判断し、2022年3月に株式会社京都セミコンダクター(以下、京都セミコンダクター)を子会社化いたしました。
化合物半導体から成る光半導体デバイスを製造・販売する京都セミコンダクターは、高い成長が見込まれている高速通信市場において5GやBeyond 5G向けの優れた製品を手がけています。
当社は、反射防止フィルムや光学弾性樹脂、異方性導電膜(ACF)など、「光」と「電気」のコントロールが得意な会社であり、京都セミコンダクターの光半導体は隣接領域で親和性も高く、同社の化合物半導体に、当社の微細加工技術などを組み合わせればさらなる進化が可能であると考えています。
この2年間は同社が次期中期経営計画で大きく成長するための準備期間と位置づけ、当社がこれまで行ってきたような取り組みを展開し、持続的成長の土台作りに注力します。
次期中期経営計画に向けて、業績を着実に拡大させながら、協創による新製品の創出準備をしっかりと進め、当社と同様に事業環境の変化に左右されない事業体への変革を進めてまいります。

㈱京都セミコンダクター 事業概要
◆光半導体デバイス事業
受発光半導体デバイス・複合半導体デバイスならびにモジュールの開発、製造及び販売
光半導体とは
- 光と電気を変換する半導体、主に化合物半導体が主材料
- 材質で光電変換の波長コントロール
- 京都セミコンダクターは化合物半導体のノウハウの蓄積が強み
◆事業別売上構成
5G, Beyond 5Gの通信インフラおよびIoT機器に欠かせないデバイス
光センシング用デバイス
光を検知して電気信号化する受光素子
《 用途 》
FA、金銭機器、医療機器・ヘルスケア分析・計測機器、IoT など


光通信用デバイス
電気信号を光信号に変える発光素子
《 用途 》
光通信、モバイル通信ネットワーク基地局向け データセンター向けなど
