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社外取締役インタビュー

デクセリアルズでは、透明性・客観性を念頭においた経営が、当社の企業価値向上に資すると考えております。社外取締役からのメッセージや対談を通して、ガバナンスをはじめとした当社の経営への取り組みについてご紹介します。

横倉隆から見たデクセリアルズの品質管理と生産体制

経営の根幹は「Integrity」

上場企業において要職を歴任し、企業経営に関する高い見識を持つ社外取締役の横倉隆に、当社の品質管理、生産体制についてお話を伺いました。

信頼に応える真摯なモノづくり

――品質管理のあり方についてどのように思われますか?

昨今、製造現場の隠ぺいや規定不履行、特採処置の不徹底など、個人・組織ぐるみと一企業でなく業種を超えて続々と明るみに出ています。そもそも品質管理とは顧客のニーズを満たすことを確実にし、確認し、実証するために企業が行う体系的な活動である品質保証を達成するための手段であると定義されています。しかし、現場任せの品質つくりこみ体質が長く続き、目標とした品質を効果的かつ効率的に達成する活動がいつの間にかその本質を見失い、ねじ曲がった判断が現場で横行していることは大変残念なことです。

――当社の品質管理への取り組みについてはどのような印象をお持ちでしょうか?

私は、製造業の経験から技術力・生産力について特に高い関心を持っており、その向上施策への取り組みの実態について現場視察を含め、確認しています。デクセリアルズは、CTQ*マネジメントがしっかりと機能し、向上施策の活動が「見える化」され、着実に進展していると評価しています。そして直接顧客サイドの工程まで踏み込んだ最適生産(高歩留まり、高品質確保)のための支援を行っており、顧客からの高い信頼獲得につながっています。
機能性材料において分析・解析は、事業基盤を支える特に重要な機能です。原子、分子レベルの分析・解析から完成品の機能評価まで広範囲の機器が整備されています。またディスプレイ分野においては、使用するユーザーの敏感なニーズに応える必要がありAI検査に加え、目視による官能検査も行われています。事業所の視察で分析・解析の技術力、対応体制ともに信頼性の高さを実感しました。



持続的成長を実現する生産体制

――当社の生産体制の方針についてどのように思われますか?

デクセリアルズは2016年に栃木事業所へ技術と一部生産を集約しました。まだ株式上場間もない時期ではありましたが、将来の成長を指向したあるべき姿から経営判断しました。
新事業拠点での始動早々のタイミングで開催された技術交流会参加の機会を得ましたが、マーケティング部門含め関係者が一堂に会し、活発な議論が繰り広げられていて、自由闊達な企業風土を感じました。
生産においても高品質で無駄のない最適生産へ体制強化が図られるとともに、グローバルベースの生産体制の中で栃木事業所がマザー工場としての役割を担っていくことになります。そして機能性材料の技術開発と生産を支える上で中核となる分析評価機能が拠点集結し、一体運営することでコミュニケーションが深まり、シナジー効果が生まれています。これは事業活動にとって重要なことと受け止めています。

――株主のみなさまへメッセージをお願いします。

デクセリアルズの経営の根幹は「Integrity 誠心誠意・真摯であれ」にあると思っています。私は「万機は一誠に帰する」を拠りどころとして、経営を行ってきましたが、同じ考えであり、社員全員が体現してくれることを願っています。最も関心があった企業風土については、栃木事業所視察・技術交流会・生産品質全社運動などを通じ、創業以前から培ってきたことがベースとなり、創業間もない中でも、理念の実践が根づいていることを確認できたことは大変心強く感じました。株主のみなさまには、デクセリアルズの品質管理と生産体制について、信頼を置いていただけるものと考えています。

*CTQ・・・ Critical to Quality 経営課題として解決すべき重要なニーズ


この記事は、PDF第6期 報告書「Dexerials Talk vol. 6」に掲載した内容を引用したものです。